2日前に注文したMacが待てど暮らせどやってこない。僕は半分諦めて、半分納得していた。窓の外を眺めると瞬間で答えがわかる。一面に広がる雪景色。こんなに雪が積もったのは数年前のお正月以来だ。道路もまだ凍っていて走ってる車もまばらだった。
寒い。
僕は部屋にあるストーブの前で身体を温めた。
夕方になってもまだ雪が降り続けていた。19:00を回った段階で今日は来ないのだろうと完全に諦めがついた。それに、運送会社の人もこんなに雪道を行くのは危険だろう。それならば少しくらい遅れてもよいと思う。
翌日、15:00くらいに新しいMacがようやく届いた。思っていたより小さな箱に入っていて、僕は慎重に本体を取り出していった。
購入したのはMacminiだが、前回からハードウェアの大きさが小さくなっていて、少食のお弁当箱を彷彿とさせる。持ってみるととても軽い。
これが最新型のMacか・・・。
世界の進歩を感じてしまった。
電源を入れて流れるようにセットアップを開始する。セットアップ自体は画面の指示に従っていくだけですごく早く済んだので、残りは既存のアプリやWebサービスに繋げるだけである。
それよりも優先して僕は外付けハードディスクを差し込んで唯一の気がかりであるパスワード確認することにした。一文字一文字丁寧に入力していく。
おお!!
パスワードはしっかりと生きていた。これが違っていたらもう終わっていたので僕は胸を撫でおろした。そこから1時間ほどで以前のMacと同様に動かすことができるようになった。
懸念点がなくなり、ようやく新Macの試運転開始だ。約10年ぶりのアップデートである。仮にmacbookproの電源が壊れていなければもう少し使い続けていただろうから、不可抗力とはいえ現在の時代に合わせることとなった。
性能は流石の進化だった。動画制作に関していえばこれまでレンダリングが実時間以上かかっていたが、ほとんど変わらないくらい速度で終了していた。ファンすら回らない。これはかなり良かった。レンダリング中、他の作業はもちろんウェブ閲覧すらできなかったからだ。
そのほか反応速度もサクサクで申し分なく、素直に「すごい! 君すごいね!!」と言いたなってくる。
これまで3週間ほど身動きが取れず、コンテンツ作成がほとんど進行していなかったのだが、ようやく進ませることができるようになった。それにデトックス中にするべきアナログなことも必要な作業ではあったので結果的には良かったと思う。
ずいぶんと痛い思いをしたけれど、たまにはデジタルデトックスすることで色々と発見があるかもしれない。



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